春畑セロリのワガママ部屋

篠笛〜代々木公園〜もろもろ

春畑セロリの<音楽経由、近くてトーク> の前回のゲスト、松尾慧さんに、篠笛を一本ゆずっていただきました(お値段は内緒よ!)。
一本の竹と向かい合って、じっと静かに、音を、空を、見つめていたら、少しはお気楽人生にも潤いがもたらされるかしらん……と思ったんだけど、どうしてどうして、そう簡単に落ち着けるもんじゃありません。とりあえず、ひょろろ~と情けない音をとどろかす我がクチビルと闘っているのでありました。

昨日は、我さきに葉っぱの存在感を主張しあって、ピンクというより薄緑に色づいた桜の下で、遅いお花見。トリゴのある駒場は桜が豊富で、3月下旬頃から、美しい桜色にあふれた風景を満喫していたのですが、昨日は花見宴会のメッカ代々木公園へと出かけました。
集まったのは、最近お友達になった活きのいい女性プロデューサーを囲む映像系の青年たち。宴たけなわ、俳優志望の若者が特技のタイ舞踊を披露してくれることになったんだけど、BGMがないので、やおら隣のグループの太鼓持参のお兄さんに着目。見知らぬ同士の国籍不明セッションがいきなり始まっちゃいました。ありえないクロスオーバーなんだけど、見てるほうは不思議に納得していい気持ちになるからオカシイよね。

その彼ともすっかり意気投合し、さわやかな午後を過ごした後は、可憐な女子高校生ピアニストとCD収録の打ち合わせ。若さの放つ透明なオーラで、なんとなく気分が晴れやかになって、その勢いで、最近結婚した若いカップルのお祝い選びに街に出ちゃいました。色違いのベルトとゴツいバックルをお揃いでみつくろってプレゼント完成。

仕事がらみのミーティングもあったんだけど、なんだか久しぶりに伸び伸びとホリデーを過ごした気分でした。このところちょっと体調が不調でテンション下がり気味(ウソでしょ、と言ってるのは誰です?)だったんだけど、つい気を良くして、駒場→代々木公園→渋谷→駒場と、全部歩いちゃいました。
……で、これが今日、足に来てるわけで……。さわやかの、お釣り……?

一念発起して通い始めたスポーツクラブも、サボってばかりなんだから、仕方ないですよね。
それにしても、ジムでは「起きられない、続かない」と、インストラクターのお姉さんと大騒ぎ、歯医者さんでは「来たくない、勘弁して」と若い先生に大騒ぎ、どうしてこう、普通に静かに毎日が送れないのでしょう。
やっぱり、ココロを落ち着けて、和の笛の音と向き合うのがいいのでしょうかねえ。

それとも、もう一度、アフリカで踊ってくるかぁ……!