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近況的寝言


白菜教授の
ミッドナイト音楽大学

春畑セロリ著

出版社  あおぞら音楽社
定価   \1,890

 「小説」書きました!
 架空の島・天空島の、架空の音大・水戸内音楽大学にやってきたズボラな作曲家、白菜漫伍郎。彼が教授となり、ピアノ科に巻き起こす1年間の授業風景が、物語仕立てになっています。彼流のやり方で音楽の真実を探し求めます。
 果たして天真爛漫な学生たちの反応は? 美人教授、凛子の反応は? どうか読者のみなさんも、一緒に音楽を模索してください。
白菜教授のミッドナイト音楽大学」(あおぞら音楽社刊)に登場する<さすらいの作曲家・白菜漫伍郎>が、みなさまの質問にお答えします。
音楽のこと、旅のこと、人生のこと、ココロのこと。アイツがちゃんとしたお答えを返すのか、はなはだ怪しくもありますが、

ここはヒトツ、投げかけてみてください。

白菜教授への質問

投稿日:2018.11.05 お名前:ようこママ 
question

 

はじめまして 5歳の子どもがピアノを習っています。もうすぐ発表会なので、一生懸命練習しています。 でも、練習をしていると、子どもは同じ事を何度もやらされると感じるようでイライラし始めます。 そうすると、私もイライラして、喧嘩になってしまいます。

「部分練習が大事なんだよ」という説明も、子どもにはピンとこない様子。 自分の弾いてる音を聴いてね と言っても、聴いてる!と言い返され、 私が言うことは説得力がないのと、子どもをイライラさせるようです。 かと言って、まだ1人では練習は難しいです。

どういう風に接して、言葉がけすればいいのか悩んでいます。 音楽 ピアノを好きでいて欲しい、1人で練習できるように道筋をつけてあげたい、自由に表現出来るようになってね という気持ちでいるのですが、子どもとの向き合い方についてアドバイス頂けたら幸いです。

白菜からのお返事 
hakusai

ようこママさん どうもこんにちは! 白菜です。

お便りありがとうございました。
5歳のお子さんのピアノについてお悩みなのですね。

音楽の勉強を相当遅れて始めた僕にとっては、 5歳でピアノが弾けるというだけで驚きです。 楽譜が読めるだけでも驚き、両手で弾けるだけでも、超・驚異的です。 そんな不出来な僕、しかも、ピアノ指導なんかしたことのない僕が言うのも すごくおこがましいのですが、 何かのお役に立つかもしれないので、率直にお伝えしますね。

まず、お母さんがお子さんの練習に関心を持つっていうことには大賛成。 素晴らしいと思いますよ! 何にせよ、お子さんのことには関心を持ってあげてほしいと思ってます。

でも、その関心の第一が、一定時間ピアノに向かってるか、 決められた回数だけ部分練習しているか、、、というような表面的なことでは ないといいんだけどな、と思います。

お子さんが心からピアノを楽しんでいるか、興味津々で練習しているか、 その曲をすてきに仕上げたいと思っているか、、、 それこそが何より大事。 お母さんには、そのことだけに関心を持っていただきたい。

だって、間違いを指摘したり正したりするのは、先生に任せておけばよいのですから。 お子さんは、レッスンにに行って直され、家に帰っても叱られ、、では 音楽を楽しめません。

お母さんは、練習中には口を出さず、ただピアノの音をよく聴いてあげて、 「へー、きれいな曲ね」とか、「今日はいい音がしてたね」とか、 「ママは、あのフレーズが好き」などと、「いいな」と思ったことを伝えて あげればよいのではないかな。

「もっと速く弾いたら、どうなる?」「あはは〜、そんなに速くちゃ、曲にならないね」 なんて、冗談も楽しみながら、 「あー、やっぱり、このくらいの速さが素敵ね」「すごーくいい感じ!」と、 一緒に音楽を楽しんであげたらよいと思います。

そんなこと言ってたら、ぜんぜん練習にならない? 発表会に間に合わなかったらどうするの?って、今、思いました???

僕は、発表会の本番で失敗してもぜんぜんかまわないと思うんです。 それで人生が決まるわけじゃないでしょ。 失敗して悔しい思いをしてたら、抱きしめてあげればいいんです。

発表会で上手に弾いて、鼻高々になることよりも、 ふだんの練習で、お母さんと音楽の楽しい話をしたり、 お母さんの好きな曲だから、大事に弾きたいと思ったり、 私はこっちの曲が好き、と、自発的に音楽と取り組んだり、 そういう、、、ほんとうに音楽に心を寄せる時間こそが大事なのだと思います。

イライラして練習時間を過ごしたら、音楽が台無しです。 部分練習なんか、テキトーでいい、と、僕は思います。 ほんとに美しく弾きたいと思ったら、いつか弾けるようになります。 それが今日じゃなくてもかまわないんです。

間違いをみつけるより、うまく弾けたところをみつけて、 「すごーい!」と、一緒に感動してあげてください。 ただやみくもに誉めるのではなくて、ほんとに素敵に弾けたところを 「いまの弾き方、ママは好き」と率直に評価してあげてください。 お母さんは、お子さんの奏でる音楽の、最大のファンでいてあげてください。

白菜漫伍郎


投稿日:2015.02.05 お名前:なでしこ2 ご職業:奏者、自宅にてピアノ教師 
question

 

白菜教授こんにちは。
音楽高校の入試がもう来週なのですが、「調判定」が全く出来ないAちゃんの指導に悩んでいます。

移動ドの人がする理論武装で答えを見つける方法もありますが心の中で調を感じられるようになってもらいたいのです。
どう教えてあげたらよいのでしょう・・・

Aちゃんは中1冬に引っ越してこられ、音符は上手に弾け、でも理論を知らないのは判ったので少しずつ趣味レヴェルでの説明は心がけていました。 
この11月に課題曲が出てから急に受験したいと言われ「楽典」「聴音」を初めてしています。
でも「楽典」の「調判定」が・・・

先日、「このメロディーに和音、左手でつけてみよう」としたら全く??1小節目からどこにも属さない何とも変な組合せの3音を鳴らすのです・・

「移動ド」の人は全部ドレミに聴こえる、と言われます。調判定は理論でしか解決できないのでしょうか?
Aちゃんは固定ドで歌います。私自身も固定ドで調判定は心の中で感じることができます。何故感じられるか考えたことなかったので、感じる方法がわかりません。Aちゃんも感じられるようになってほしいです。

ご教示よろしくお願いします。
白菜からのお返事 
hakusai

なでしこ2さん、こんにちは。白菜です。
お便りありがとうございます。ちょっと放浪に出ていたもので、音楽高校の入試に間に合ったかどうか不安ですが、ま、僕なりにお答えしてみましょう。

えーとですね、文字で説明するのは結構ややこしいんですけどね、まず、なでしこ2さんのお便りには、いくつかの問題が混在しちゃってます。
1)「楽典の調判定問題」と「実際の音楽で調を感じる能力」
2)「旋律に和音をつけて弾く能力」
3)「移動ド」と「固定ド」
4)「絶対音感」と「相対音感」
大変失礼ながら、これらをひとつの問題として混ぜこぜにしてしまっているので、悩んでおられるんじゃないかと思うんですよねぇ。

なでしこ2さん自身が、音楽を聴いただけで調が判定できるのは、第一に「絶対音感」を持っているから。そして「理論上、調が確定する要件」を、今までの音楽の勉強の積み重ねの中で、経験上、把握しているからなんです。
あなたはご自分のことを、「理論武装で解いているのではなく、感覚でわかるのだ」とおっしゃってますけど、本当に感覚だけで解いているのかな。
ずっと西洋音楽を勉強していれば、多かれ少なかれ、和音構造や和音進行のセオリーは身についているはずだと思うんですよ。自然とね……! 
たとえば、G7の和音を聴いて「ソシレファ」だ、と認識できるのは絶対音感のたまものですけど、その次に、G7からCの進行を聴いて「ハ長調」だと判定できるのは、決して天の啓示や持ち前のセンスで「ハ長調」と閃くわけではなく、そこにハ長調のドミナント・モーション(ドミナントからトニックへの進行)があると感じることができているからに他なりません。そこには経験上培われた理論の裏付けがあるんです。もしフレーズにG#音が入ってきてイ短調を感じたとすれば、導音が主音を導く感触、すなわち導音の機能というものを、音と理論の両方で知っているからなんです。

生徒さんには、ぜひとも演奏だけでなく、こうした和音の機能感や進行感を話し合ったり共有したりするようなレッスンをしていただきたい。そういう意味では、なでしこ2さんは、すでにそんなレッスンしていらっしゃいますよね。その姿勢はとても素晴らしいと思います。
でもね、「受験の楽典」は理詰めで教えてよいのじゃないかなー。
実は、和声進行のフィーリングって、なかなか口では教えられない。だから、書物や授業では、理詰めにならざるを得ないのです。それを踏まえながら、実際の音の感覚と両輪で教えるのが理想。そして、それができるのは、現場の先生の特権であり、重大に使命だと思いますよ。
でも、今まさに、受験の山を越さなければならないとすれば、理詰めで覚える覚悟だって必要でしょう。西洋音楽には必ず理論がついてまわるのだし。

あ、それでですね、調の判定ができるようになる前に、旋律に即興で伴奏付けをしてもらうってのは、少し酷というものですよ。できなくて当然! スキーを履かせて、すぐに直滑降しろっていうくらい酷ですよ。できちゃう人には、このツラさがわからないかもしれないけど。
もし伴奏付けをやるとしたら、まず、ごく単純な旋律を用意して、何回も歌いながらトニックの箇所を探す、次にドミナント・モーションの箇所を探す。そして徐々に調を把握する。いざ伴奏付けに挑むのは、その後です。

それから、固定ド、移動ド問題ですけど、移動ドが意味を持つのは、唱歌のように転調のない歌や、曲の中のごく短い部分を把握するときぐらいです。すごく長くて緻密な和声構造のクラシック曲を移動ドで捉えて歌うのは無理ですよね。第一、調が把握できてなければ、移動ドで楽譜は読めないしねー。移動ドが役に立つのは、歌声喫茶や旅行なんかで、楽譜ナシで歌を覚えてもらうような場面ぐらい? あー、それは極論ですけどね。

最後に、絶対音感の問題ですが、僕(白菜)は絶対音感を持ってないですよ。でも、音楽活動にいっさい支障はありません。ちゃんと音楽に向き合えるような、適切な「相対音感」を持っているからです。耳で聴いた曲の調がすぐにわからなくても、そこに連なっている和音の機能はわかる。そして基準音さえ与えられれば調だってちゃんと判定できる。絶対音感って便利な能力だけど、音楽家の必須条件ではないです。そしてそれは、調判定の能力や和声感覚とはまた別次元の問題です。絶対音感にこだわって、音楽というものの本質を見誤らないようにしてほしい、と、いつも僕は思っています。

うーん、納得のいくお答えになったかなぁ。心配です。またいつでもお便りくださいね。


投稿日:2014.04.14 お名前:ゼクエンツ ご職業:ピアノ講師 
question

 

白菜教授,初めまして。
ピアノ講師のゼクエンツです。

最近の専らの悩みは、近頃の子供達についてです。。。
習い事が多様化してきているにもあり、子供達は日々忙しそう。
だからレッスンには余り練習して来れないとの事。
趣味の子はそれはレッスンで一緒に譜読みを手伝うにしても、音大受験してピアノの先生になりたいという、高校生も平気でサボってくる。

人間だから、サボりたいこともあるでしょう。
サボってもいいとは思うんです。

でもずっとでは結局自分の夢が遠のくだけなのに、何度言い聞かせても
成果がみえないんです。

指番号は守らない→レッスンで直しても、次週直ってきていない。
楽譜をよく見ないので、強弱楽語も守れない。

などなど言っても、次回までには絶対直す!という気迫みたいなものが
伝わってこないんです。。。本当に口ばかりで、実践には消極的というか。。。

この先講師として、どうしてあげたらいいでしょうか。
白菜教授なら、どう対応していかれますか?

白菜からのお返事 
hakusai

ゼクエンツさん、お便りどうもありがとうございます。なんかお返事遅くなっちゃったみたいですんません。このところ、ちょっと雲隠れしてたもんで。あ、釣りじゃないっすよ。一応これでも音符書いてメシ食ってますから。

えーと、生徒さんのことですね。僕は恥ずかしながら、ピアノを教えるっていう経験がないんで、あまりエラそうなことは言えないです。ピアノの先生ってホントみなさん真面目で素晴らしい、僕は心底尊敬してます。だから、こんな僕がピアノ指導について、アドバイスするのは気がひけるんだけど、でも、もし僕だったらどうするか考えてみますね。

たぶんまず、その生徒を飲み屋に誘って……、あ、高校生か。じゃ、渋茶にせんべいでも用意して、とにかくレッスン室じゃないところでじっくり話し合ってみます。いちばん聞きたいのは、その子の覚悟とか意識とかじゃなくて、単純に、なぜピアノの先生になりたいと思ったのか、ということです。サッカー選手でもアイドルでもなく会社員でも肉屋でもなく、なぜピアノの先生か。ピアノが好きだからなのか、教えるのが得意だからなのか、他に特技がないからなのか、家で教えるのは楽そうだからなのか、普通の大学だと受験が大変だからなのか、親に勧められたからなのか、先生(つまりアナタ)が素敵に見えるからなのか。その答によって、導く先もアドバイスもまったく違いますからね。

そう、説教とか尋問とかじゃなく、「そこんとこ、どうなのよぉ。あのさ、ピアノの先生なんて、案外いいことないわよぉ」的な感じで、まず腹を割って話してみることです。先生のほうは、自分がピアノ講師をして嬉しかったことや幸せだったことや後悔したことや、今のピアノ教育の実情や悩みや希望なんかを、雑談レベルで率直に語り、生徒さんからは「ピアノ」や進路についての本音をだんだんに語ってもらいます。1回のセンベイじゃ無理かもね。次はアンパンかなんかでね。

生徒さんが自分の将来を心底みつめてピアノの仕事をめざしているのでなければ、いくら正しい指番号をたたき込んだところで、いい音大生にもいい教師にもなれません。逆にサボり癖があったり覚えが悪かったりしても(俺のことだな)、根っこのところで本気の「アンテナ」を音楽教育に向けているのなら、やがては自分らしい教師となって巣立っていくでしょう。今、指使いや強弱が多少不出来でも、そんなことは本人がいつか腹をくくれば、必ず克服できますからね。

そんな、ざっくばらんなお茶会をしつつ、レッスンのほうでは、楽譜が正しく弾けているかどうかだけじゃなく、生徒さんがどれだけ音楽に心を動かしているか、曲の魅力を知っているか、そしてわずかでも自分らしい表現を持っているかという点に注目してあげてください。思春期の今、それを育み、磨き、共有してあげることこそ大切なんじゃないかな。

そういう「音楽する心」を育ててあげることは、ピアノの先生にとって大事な務め(将来生徒がピアノ教師になろうがなるまいが)であり、やがて音楽心のある素敵な大人、素敵な社会人になって巣立ってもらうことこそ、ピアノの先生の喜びであると、僕は思うんですよ。現場を知らない理想論って言われちゃうかもしれないけどね、でもやっぱり、僕は強くそう思ってます。

生徒のことを真剣に考えて悩んでおられるゼクエンツさんは、きっと優秀で佳い教師にちがいないと、僕は思う。だからこそ、レッスンのイライラからちょっと離れて、生徒さんと、やんわりした和やかな時間を持ってみてくれませんか? そんな試行錯誤をするうちに、練習してこないもっと小さい生徒さんたちにも、どんなレッスンを展開したらよいか、見えてくるんじゃないかなぁ。



投稿日:2013.08.05 お名前:ぽこあぽこ ご職業:音大生 
question

 

白菜先生こんにちは。私は音大でピアノを専攻しています。ピアノに向かっていると、ふと自由に曲を作ってみたくなり挑戦するのですが、自分が思い描くような音を探せなかったり、どこかで聴いたことがあるような感じになってイヤになってしまい、結局最後まで曲をかけないことが多いのです。最初は楽しいのですが、最後のほうは何だか辛くなってきます。理想ばかりが高くて、終止線を引く勇気がないのかもしれません…。こんな私に何かアドバイスをいただけませんか。

白菜からのお返事 
hakusai

ぽこあぽこさん、どーも。白菜です。ピアノに向かってるってことは、ピアノ曲を書いてるのかな? ピアノ曲はムズカシイっすよ。だいいち、譜面を書くのがめんどくさい。書いてるうちに、何を書こうとしてたのかわからなくなる。だから僕は、作曲したくない! 

あ、そんな答えじゃだめか。えーとですね。作曲、作曲ってえらそうに言うけど、天から降りてくる発想みたいのはわずかで、あとは先人の作品を研究したり、理論を学んだり、構成の勉強をしたりして培った「ワザ」を使うわけ。といってもテクニックを前面に出して書くわけじゃなく、自分の中で消化されているワザが自然と、音に対する直感力や、発想を取捨選択する判断力を助けてくれるっていうわけです。

作品を作るって登山みたいなものだから、最初は鼻歌まじりで楽しいけど、5合目あたりは先が見えなくてやめたくなってくる。8合目ぐらいになると、もう少しだから頑張ろうっていうヤケクソのパワーと、このぶんじゃ頂上に着かないかもしれないっていう疑念との戦いですよ。

別にさぁ、音大生、お金もらうわけじゃないからさぁ、そんなに深刻にならず、片っ端から思いつき、片っ端から中途半端に終わっとけばいいんじゃない。そのうちに、どうしても最後まで書きたくなるアイデアが出てくるから。
あ、それと、どこかで聴いたことがある感じってのは、ナチュラルでいい曲の証拠だから、気にしない、気にしない。どんどん書いちゃえばいいと思うなぁ。
今度、いいアイデアが出たら、俺の代わりに書いてくれない?



投稿日:2013.07.05 お名前:イリアーヌ ご職業:音楽愛好家 
question

 

音楽愛好家の一人である主婦です。
とっても好きなピアノや音楽がなぜかこのごろ、燃えません。
すごーく以前は感動した曲でもぼんやりと聞こえてしまう。
年とったのかしら?

とりあえず発表会とかいろいろ緊張する演奏の場が無事終わってモチベーション下がり気味だから仕方ないかもしれないけれど、音楽家の方でも乗らないときはどうやって克服?気持ちを切り替えてますが?
 つまらない質問してすみません。
白菜教授のよきアドバイスをお願い致します。

白菜からのお返事 
hakusai

イリアーヌさん、お便り、どうも。
モチベーション、下がり気味だって? 
わっかるなぁ〜。僕もしょっちゅうです。
最高の対策は、釣りですよ、釣り! 

あっ、すみません。こういうことを言うからいい加減な奴と思われる。でも、僕は大真面目で言ってます。仕事をやっても乗らないときは、仕事に気持ちを突き詰めすぎて脳も心も硬くなってるわけ。そういうときは絶対いい結果が出ない。だからまったく別の局面に自分をぶん投げてグニャグニャにするんです。もちろん、釣りじゃなくていいんだけど。

えーと、イリアーヌさんは音楽を仕事にしてるんじゃないんですよね。だったら余計、突き詰めて考える必要なんかない。だって、燃えようと思って無理に燃えたって、そりゃ、燃えたうちに入らないでしょ。

以前、感動した曲がぼんやり聞こえるのは、精神や感性が成長した証拠。
そこは一旦卒業したってことです。そんなことで悩まないで、軽い気持ちで日々のんびりと、音楽を聴いたり弾いたりしてすごしてください。
やがて必ず、今までとはまた違う新しい感動に出会えますから。それは僕が保証しますから。なにしろ音楽には、そのぐらいのスゴい力が宿ってますから。

それまではね、ま、釣りかなんかやって、グニャグニャしててください。

いつでも手伝いますよ。 


hakusai

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