春畑セロリのワガママ部屋
近くてトーク第1回。そしてアフリカ・イベントへ向けて
wa! の、第1回イベント<春畑セロリの音楽経由、近くてトーク>は、無事終了しました~。雨で寒かったのに、たくさんの方々が足を運んでくださり、満員となりました。ありがとうございます!
写真家・高砂淳二さんの作品とお人柄に助けられて、ほのぼの、興味津々のトークでしたね。
詳細は、wa! サイトのイベント・レビューに近々アップするつもりなので、ご期待ください。
次回も映画監督・坪川拓史氏が繰り広げる、興味津々の時間空間となるはずです。2月25日(土)午後2時から。ぜひみなさん、お誘いあわせてお越しくださいね。
そうそう、アフリカン・イベントも実現しなくちゃと、7月頃を目標に、とにかく暮れのブルキナ旅行の資料を整理しはじめてます。
(ほんとは、その前に家を整理しろよ、と自分に言いたいっす。毎晩、部屋に帰るたびに、どっひゃ~、地震か、空巣かって思うっちゃう。しかも、ものの2~3分で、それが逆に居心地よくなっちゃう自分がね、余計コワイ)
昨日は、現地で世話になった人たちに送る写真を作るため、大量のビデオテープからスチールを起こしました。
村をあげて歓迎してもらった、ボロドゥグ村の人たちとの交流大宴会の映像は、やっぱり鮮烈の一語です。
その中で、みんなで「赤とんぼ」を歌おうとした場面を見て、あらためて思ったんですよ~。やっぱり3拍子の歌というのは、なかなか難易度が高いぞ、と。「ハッピ・バースデー」も、素人でマットウに指揮できる人は少ないじゃないですか。とにかく3拍子は人間の生命の根源にない拍子。きっと文明の産物ですよね。プリミティブな世界には、やっぱり似合わなかったな~!
・・っていうか、 ま、3拍子だということを、最初にみなさんに説明しないで、いきなり一緒に歌おうとした私が悪いんですけど。
もうひとつの大失敗は、交流を深めるための科学実験デモンストレーション。ほら、でんじろう先生がやっている、みんなで静電気で感電体験する実験があるでしょ。輪になって手をつないで、最後の人が帯電したアルミ箔にさわると、全員がビリッとくるやつ。あれをね、村人みんなに輪になってもらって(そりゃもう大騒ぎで)、いざ大実験、試みたのですよ。ブルキナと日本の友好の証し、なんちゃってね。ところがところが、精一杯こすりにこすって静電気をいくら溜めても、ビリともピカともウンともスンとも、何にもいわないんですよ。でんじろうさん、どうなっちゃってるの?
・・・って、それ、もしかして、村人がみんな裸足だったからなんじゃない~?足から地面にアース? そ、そんなこと、き、気がつきませんでしたっ! ねえ、みんな、実験のときは、クツを、はきましょうっ!(いや、湿度のせいじゃないかとか、単にオマエがやり方まちがえたんだろっとか、いろいろご意見いただいてます、ハイ)
でも、そんなこんなの大失敗を、屈託なく笑い飛ばしてくれるみなさんが嬉しかったです。女性たちが順に受け渡しながら即興で歌ってくれた歓迎の歌も、しみじみとして、すてきだったなぁ。公用語のフランス語すら通じない、生粋の部族語だったものですから、意味は今もって、まったくわからないんですけど。
次は、どこの国に行こうか、なんて、まだブルキナのイベントも形が見えてないのに、そんなことを考えている、お気楽風来坊の、セロリなのでした。