春畑セロリのワガママ部屋

駄菓子屋さんで仕込み

<音楽経由、近くてトーク>第2回も、大爆笑のうちに終わり(坪川監督の映画上映&トーク、最高でしたよね!)、手探りイベントとしても、ちょっとペースがつかめてきました。こういう企画って、当日ももちろん楽しいんだけど、仕込みも楽しいんですよね。

今回は監督のテイストに合わせて、お客さまに駄菓子のおみやげを用意しようと企みました。だって、私の寝床から仕事場までの歩いて5分の道筋に、なんと駄菓子屋さんが2軒も(しかも隣り合って!)あるんですもん。
おじちゃんの駄菓子屋とおばちゃんの駄菓子屋、どっちに寄ろうかなぁ。結局、おじちゃんのほうは中学生が溜まってたので、ヒマそうなおばちゃんの店に寄りました。最近は駄菓子問屋さんもどんどん減ってきて、商売先細りなんですって。値段も昔とほとんど変わってなくて、30円平均。トークのお客さんを50人と見込んで、60コほど、あれこれ楽しく選んだんだけど、1600円くらいでした。
なにしろ意味不明、味不明のお菓子がいろいろあって、私としては全部開けてみたかったんだけど、私が食べちゃうわけにはいかないっすからね。終わってからのアマリに期待してましたが、きれいになくなっちゃいました。

明日は、次のトークの取材に、江ノ島の謎を探りに行ってきます。
(おいおい、仕事もしろよな)

仕事といえば、この1月に出た「ブルクミュラー25の練習曲」が、なかなか評判いいみたい。感謝感謝です。
セロリを知らない方は「すごく楽しい本ですね」とおっしゃってくださり、セロリを知っている方は「ずいぶん真面目に書いたのね」とおっしゃる。なんか見透かされてるなぁ。

wa!の活動を始めて以来、まったく知らなかった方々が顔見知りとなり、知人レベルだった人たちが親しい仲間となり、ふだんあまり会えない友人たちが強力なサポーターとなってくれて、人の輪が飛躍的につながって、からまって、ひろがっていく実感があります。

ボランティア活動ってなんだろうと模索していた頃、あなたにできることをすればいい、あなただからこそできることをすればいい、と言ってくれた人がいたんですけど、天才作曲家でもなく、華やかな有名人でもなく、成金でも地主でもなく、コツコツと地味な仕事をするのも苦手、規則正しい健全な生活を送るのも苦手な、そういう私ができることって、うん、まさしくこういう、オッチョコチョイでノーテンキで、いい加減なノリの、でも楽しい、笑える、ワヤクチャな活動なのかもしれないなぁ(天職ってやつ?)と、今にしてようやく納得しておる次第であります、ハイ。

みなさん、また逢いましょう!