春畑セロリのワガママ部屋

タンキュ・トゥーマス、バヌアツ。

バヌアツ、バヌアツ、バヌアツ!

ミュージシャンゆうすけ、フォトグラファーようすけ、グラフィックデザイナーひかりというアート系の若い3人と繰り広げたバヌアツ4人旅は、とにかくほんとうにエキサイティングだった!
ひかりちゃんとはこのサイトのデザインしてもらってからの長い付き合いだけど、神津島ブラリ旅が縁でゆうすけと知り合ったのは今年の3月。ようすけ選手とは8月。そして、ゆーすけとよーすけは成田が初対面!
それでも行きたい気持ちだけで集まった4人のチームワークは、まるで昔からの仲間のように和気あいあい。そこに熱血ホテルマンのナイスガイHIROさんが現地で加わったのだから、盛り上がらないわけはない。

夜、首都の空港に降り立った10分後には、もう謎の飲み物カバの洗礼(このあと滞在中の4日4晩カバにどっぷり)。風清きタンナ島では、火山探検、裸族の村で休憩。エファテ島のエラコール村では、民家にお泊り、小学校の授業に乱入。そして、すでにギター片手にオリジナル・ナンバーを歌いまくっていたゆうすけを中心に、一大野外音楽祭「ナプワン・フェスティバル」に日本人として初参加し、彼のチャーミングな弾き語りが大観衆から大反響。野外ステージの彼はほんとうにキュートだった。ついでに私のオリジナル曲をトイピアノ入りで披露、ヒロさんもブルースハープ片手に熱唱。最後はこの旅で生まれたビスラマ語の新曲を大合唱して熱いステージは終了だ。歌で大興奮&カバで大鎮静のバヌアツ最後のこの夜を境に、みんなバタバタと順番に病に伏したのであった。

と、まぁ、お腹の病はオマケとして、この国の幸福感はなんだろう。ありのままの暮らし、ありのままの笑顔。今日を楽しめる力。いまを喜べる強さ。私の幸福は、地球の上にまたひとつ心の拠り所ができたこと、そして、それを分かち合える友がいること。ナンバワン、バヌアツ。タンキュ・トゥーマス、バヌアツ。ルッキミュ、バヌアツ。