春畑セロリのワガママ部屋

バヌアツ〜ヘルシンキ〜タリン〜パリ

6月、バヌアツ・イベント無事終了。「でかけヨット」初めての大きな会場、すべて手作りのステージ、手作りの展示、手作りのプログラム。
驚いたことに150人近いお客さまが足を運んでくださり、しかも不手際も詰めの甘さもすべて呑み込んで、たくさんの笑顔と拍手を返してくださった。その反響はもちろん、若い旅の仲間や学生さんたちやバヌアツ娘エリザベスや友人たちが惜しみなく提供してくれたパワーも知恵も愛も情熱も、本当にありがたく、感謝。。。していながらも、さて、これからどうするのだろう。。。次はどうするのだろう、このままのノリで進んでいっていいのかな。。。という、自分でも意外な余韻に陥ってます。

もちろん、次はコレだ!という無謀なプランを、ちゃっかりすでに温めているくせに、さ~て、だけど、どうなの? そろそろ「どうしたい」じゃなく「どうするべきか」も考えなくちゃいけないんじゃない? なんて自問自答。らしくない。。。……ま、しばらくは、幸福な興奮と疲労に酔いながら、少しボンヤリ考えることにしよう。

と思う間もなく、イベントが終わったとたん、初フィンランドと一年ぶりのパリへ半取材、半休暇の旅に出発。さんざん盛り上がったバヌアツ的&ゆうすけ・ようすけ的ユルノリの南太平洋デイズと、ヨーロッパ文化&音楽教育探訪に満ちた一週間の知的な旅との落差には、正直なところ、さすがに目がクラクラした。このブレのひどさが我が人生かなぁ、と実感しつつ。

で、久しぶりに落ち着きを取り戻すはずの7月は、創作・執筆も佳境ながら、半分くらい地方出張で、結局、落ち着かない。それでも福井から高知へ移動という長い列車の旅は、なかなかオツだった。ぶるぶるっと身震いしてからヨっコラショと動き出す3両しかない特急は、いかにもローカルで、新幹線の数倍は旅情がある。やっぱり飛ばしすぎ急ぎすぎは風情がないよなぁ、と、ユル旅に浸ってるはず……が、どうしてどうして、何の因果か、そんなときほど頭の中は忙しくいろいろなことを思いついちゃう。ローカルな座席で暗い車窓をながめながら、あ、こんなこと面白そう、あ、こんなことやっちゃおうかな? と。……うーん、まだまだ奔放のネタはあるらしい……! 新しいアイディアに出発だ。