春畑セロリのワガママ部屋
水音、鳥の歌、遠雷、物言わぬ木漏れ日…に勝る音楽が書けるのか
母を見舞ったついでに海、とか、用事のついでにあえて道に迷う、とかの、プチプチ放浪以外は封じてきたこの1年余り。さすがにそろそろ充電が必要と思い、奥日光でマイナスイオンを満喫(ただし、今週の自主放浪と来週の出張を踏まえてのPCR陰性結果を携えて、でした)。
これまでにも、いくつかの思い出を残す日光の地。でも今まで以上に印象深いブラリ旅となりました。無計画な中でも外せないと思っていた東照宮と華厳の滝。昔、我が身に降り注いだ木立・水・空気のパワーよ、もう一度。そして、いろは坂、中禅寺湖、戦場ヶ原、湯滝。どこも圧倒的に人が少なく、空気吸い放題、耳澄まし放題、心研ぎ澄まし放題。後ろの車に気を使うことなく、湿原を抜ける道路で風を浴びながらゆるゆるとドライブし、30分ほどのハイキングコースでは誰ひとり出会うこともなく、鳥の声や木漏れ日と対話。一歩ごとに、滝とせせらぎがステレオ効果でパンしていく中、折しも遠雷が……。最強のアンビエンスに、わたし負けましたわ。
いにしえの人の営みやこだわりにも微笑みました。
一夜明け、いろは坂を下って、道の駅日光「日光街道ニコニコ本陣」を訪問。
実は、ニコニコ本陣内にあるニコニコホールと、ホール入口に設置されたストリートピアノ、そして施設活性化をプロデュース中の直林&坂元コンビをお訪ねするのが、今回の裏目的、いえ、表目的でした。ここから&これから始動しそうな次の新しいさすらいの出発記念として、日記代わりに記しておきますね。プロジェクト進捗を祈念しつつ。